腕のしびれ


腕のしびれは、原因によって症状の出方や治療法が異なります。主な原因として、首や肩の神経圧迫、末梢神経の障害、血流や循環の問題、全身性の神経障害、筋肉のこわばりや姿勢不良などが挙げられます。 例えば、頸椎のヘルニアや変形による神経圧迫では、首の動きで症状が変わり、肩から腕、指先にかけてピリピリしたしびれや痛みが出ることがあります。また、手根管症候群や肘部管症候群のような末梢神経の圧迫では、特に手指のしびれや夜間の悪化、物を落としやすい症状が特徴です。さらに、血流の滞りや冷え、糖尿病やビタミン不足など全身性の神経障害でも、手足のしびれや感覚異常が現れることがあります。 鍼灸では、これらの原因に応じたアプローチを行います。局所の神経や筋肉の緊張を緩めるため、首や肩、腕のツボ(肩井・風池・肩中兪・手三里・合谷・後渓など)を使って神経圧迫の軽減や血流改善を目指します。また、足三里や三陰交、百会など全身の気血の巡りを整えるツボを用いて、回復力を高める施術も行います。冷えやこわばりが強い場合は、お灸で温めながら血流や自律神経の調整を行うことも効果的です。 さらに、鍼灸施術と併せて姿勢改善や首肩のストレッチ、手首の休息など日常生活のセルフケアを取り入れることで、再発防止と症状改善をサポートします。腕のしびれは原因に応じた適切な施術を行うことで、痛みやしびれの軽減だけでなく、血流改善や筋肉の柔軟化、自律神経の安定にもつなげることができます。

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